リトルバスターズ!EX考察 Refrainの修学旅行は現実
現実と虚構世界の関係の続きをやるつもりでしたが、その考察の最初に紹介した考察を先に証明しておかないと、続きの説明が上手くできないのでこちらを先にしておきます。
今回はLast Episode Little Bustersで恭介たちと別れた後の修学旅行のシーンが虚構か現実かということについて考えてみたいと思います。
今回はLast Episode Little Bustersで恭介たちと別れた後の修学旅行のシーンが虚構か現実かということについて考えてみたいと思います。
おそらく、ゲームをプレイしたほとんどの人は1回目の修学旅行が虚構世界であったと思っているでしょう。
『1回目の修学旅行は離脱したキャラクターによって作られた世界』というような考察もありますからね。
ですが、今回のエクスタシーで追加された内容から考えても、この考察は納得できません。
そもそも、選択肢『いい』を選んだときにそこが虚構世界であるということに納得がいきません。
私の考えではRefrainのシナリオを書いた麻枝准さんは、この先にある選択肢
もちろん、選択肢の前に出来事のあった世界を変えるなんて普通できません。
ですが、虚構世界のあるルールを使ってそれを実現させたのです。
それが、現実と虚構世界の関係で書いた、『現実世界から虚構世界へ戻ることができる』と『現実世界から虚構世界に戻ると現実世界の時間がリセットされる』という2つのルールです。
このルールを使えば上記のことが実現可能となるのです。
つまり、1回目の修学旅行は現実。
そして、選択肢『いい』を選べば現実のまま終わる。
選択肢『よくない』を選べば虚構世界に戻り、現実世界の出来事はリセットされる。
でも、そのあとの恭介が言った次の一言が気になります。
この一言は1回目の修学旅行が虚構であるかのように話しています。
これでは矛盾しているように思えます。
ですが、リセットされてしまった現実を現実と言うことができるのでしょうか?
リセットされてしまった現実は現実ではなくなり、そこで起こった出来事は虚構的なものとなるのです。
そう考えれば、『いい』を選べば現実、『よくない』を選べば虚構という意図通りの世界が出来上がっていることがわかるでしょう。
ここまでは無印で十分に考察ができました。
しかし、無印ではひとつだけ虚構世界から現実に対してできることをきちんと描いていなかったため、この考察を正しいということができなかったのです。
それが、理樹がナルコレプシーで倒れた後の『最後のゆめ』と最後の恭介の呼びかけなのです。
この考察だと現実世界にこの2つの虚構世界が関わってくることになるのです。
でもそれはエクスタシーで追加された分でそれをある程度証明できると思います。
佐々美シナリオで恭介が理樹に話しかけたときのシーン、
これは鈴と小毬が虚構世界から恭介に対して夢で伝えたということだと思われます。
このことから、『虚構世界から現実の人間に夢で伝えることができる』というルールを言うことができると思います。
このルールについてはもう少し深く考察することになるかもしれませんが、とりあえず今回の証明ではこのルールで十分でしょう。
ここで重要なのは鈴と小毬の二人がこの行動を起こしたということです。
つまり、『最後のゆめ』で小毬が鈴に伝えた方法と同じであったと考えられるのです。
Refrainで小毬が鈴に夢で伝えたからこそ、佐々美シナリオで鈴と小毬が恭介に伝えることができた。
そう考えれば、修学旅行が現実での出来事であると十分に考えられると思います。
ただ、ここでひとつだけ謎が残ります。
それは永遠に1学期を繰り返す虚構世界が終わった後、時間の動き出した現実を恭介が見ることができたということです。
これに関しては他に事例がないのできっぱりとできるということはできません。
ですが、ある疑問に対する答えを考えると、これが可能だと十分に言うことができると思います。
それは、どうやって恭介が『理樹と鈴は死なない』『理樹が修学旅行の事故現場でナルコレプシーになる』ということを知ったのか、ということです。
これは恭介たちが虚構世界を作るきっかけとなった事実ですね。
これに対する考察は『未来を知る』ということなので一見難しいように思いますが、『現実世界から虚構世界に戻ると現実世界の時間がリセットされる』というルールから考えれば、この疑問に対するある程度の答えは自然と見えてくると思います。
つまり、恭介は現実でどのようなことが起こったかを知った後、虚構世界に戻るという流れがあったのではないかと考えられます。
それによって、現実にこれから起こることを知ることができた。
そうだとしたら、現実を見ることができるというのは必要条件ですからね。
できなきゃ、未来を知ることなんてできませんからね。
最後にひとつ、2回目の修学旅行の最初のシーン、
この部分を読むと、最初の修学旅行のシーンが虚構世界であったことを示しているように思えます。
(先ほど説明した考え方で考えれば虚構世界ということになりますが…)
ここまできて今回の考察を否定していますが、これがリトバス考察の鍵 真実と嘘で紹介した『勘違いで生じる嘘』なのです。
前述したように、『いい』を選べば現実、『よくない』を選べば虚構という意図によって作られています。
つまり、理樹(プレイヤー)は今までが全て虚構世界の出来事であったと勘違いさせられているわけです。
勘違いじゃなくて、理樹の作った世界での行動によって出てきた思いであると考えることもできるんですけどね……。
次回こそ現実と虚構世界の関係の続きをやりますよ。
タイトルは『隠されたゲームの秘密』の予定です。
next→リトルバスターズ!EX考察 隠されたゲームの秘密
『1回目の修学旅行は離脱したキャラクターによって作られた世界』というような考察もありますからね。
ですが、今回のエクスタシーで追加された内容から考えても、この考察は納得できません。
そもそも、選択肢『いい』を選んだときにそこが虚構世界であるということに納得がいきません。
私の考えではRefrainのシナリオを書いた麻枝准さんは、この先にある選択肢
の選択によって、『いい』を選べば現実、『よくない』を選べば虚構であるかのように意図して作ったのではないかと思います。いい
よくない
もちろん、選択肢の前に出来事のあった世界を変えるなんて普通できません。
ですが、虚構世界のあるルールを使ってそれを実現させたのです。
それが、現実と虚構世界の関係で書いた、『現実世界から虚構世界へ戻ることができる』と『現実世界から虚構世界に戻ると現実世界の時間がリセットされる』という2つのルールです。
このルールを使えば上記のことが実現可能となるのです。
つまり、1回目の修学旅行は現実。
そして、選択肢『いい』を選べば現実のまま終わる。
選択肢『よくない』を選べば虚構世界に戻り、現実世界の出来事はリセットされる。
でも、そのあとの恭介が言った次の一言が気になります。
…現実でも今の通り同じになるはずだ
この一言は1回目の修学旅行が虚構であるかのように話しています。
これでは矛盾しているように思えます。
ですが、リセットされてしまった現実を現実と言うことができるのでしょうか?
リセットされてしまった現実は現実ではなくなり、そこで起こった出来事は虚構的なものとなるのです。
そう考えれば、『いい』を選べば現実、『よくない』を選べば虚構という意図通りの世界が出来上がっていることがわかるでしょう。
ここまでは無印で十分に考察ができました。
しかし、無印ではひとつだけ虚構世界から現実に対してできることをきちんと描いていなかったため、この考察を正しいということができなかったのです。
それが、理樹がナルコレプシーで倒れた後の『最後のゆめ』と最後の恭介の呼びかけなのです。
この考察だと現実世界にこの2つの虚構世界が関わってくることになるのです。
でもそれはエクスタシーで追加された分でそれをある程度証明できると思います。
佐々美シナリオで恭介が理樹に話しかけたときのシーン、
「それとだ。今お前がそこにいることを俺に伝えた、鈴と小毬には感謝しておいてくれ」
「あいつらが俺に夢で伝えたからこそ、俺は今こうしているんだからな」
これは鈴と小毬が虚構世界から恭介に対して夢で伝えたということだと思われます。
このことから、『虚構世界から現実の人間に夢で伝えることができる』というルールを言うことができると思います。
このルールについてはもう少し深く考察することになるかもしれませんが、とりあえず今回の証明ではこのルールで十分でしょう。
ここで重要なのは鈴と小毬の二人がこの行動を起こしたということです。
つまり、『最後のゆめ』で小毬が鈴に伝えた方法と同じであったと考えられるのです。
Refrainで小毬が鈴に夢で伝えたからこそ、佐々美シナリオで鈴と小毬が恭介に伝えることができた。
そう考えれば、修学旅行が現実での出来事であると十分に考えられると思います。
ただ、ここでひとつだけ謎が残ります。
それは永遠に1学期を繰り返す虚構世界が終わった後、時間の動き出した現実を恭介が見ることができたということです。
これに関しては他に事例がないのできっぱりとできるということはできません。
ですが、ある疑問に対する答えを考えると、これが可能だと十分に言うことができると思います。
それは、どうやって恭介が『理樹と鈴は死なない』『理樹が修学旅行の事故現場でナルコレプシーになる』ということを知ったのか、ということです。
これは恭介たちが虚構世界を作るきっかけとなった事実ですね。
これに対する考察は『未来を知る』ということなので一見難しいように思いますが、『現実世界から虚構世界に戻ると現実世界の時間がリセットされる』というルールから考えれば、この疑問に対するある程度の答えは自然と見えてくると思います。
つまり、恭介は現実でどのようなことが起こったかを知った後、虚構世界に戻るという流れがあったのではないかと考えられます。
それによって、現実にこれから起こることを知ることができた。
そうだとしたら、現実を見ることができるというのは必要条件ですからね。
できなきゃ、未来を知ることなんてできませんからね。
最後にひとつ、2回目の修学旅行の最初のシーン、
目覚めた。
それはこの世に今、生まれ落ちたような生々しい感覚だった。
今までいた世界とは違う。
全身を襲う痛み
その感覚だけですべてを実感した。
これが本当の世界なんだと。
この部分を読むと、最初の修学旅行のシーンが虚構世界であったことを示しているように思えます。
(先ほど説明した考え方で考えれば虚構世界ということになりますが…)
ここまできて今回の考察を否定していますが、これがリトバス考察の鍵 真実と嘘で紹介した『勘違いで生じる嘘』なのです。
前述したように、『いい』を選べば現実、『よくない』を選べば虚構という意図によって作られています。
つまり、理樹(プレイヤー)は今までが全て虚構世界の出来事であったと勘違いさせられているわけです。
勘違いじゃなくて、理樹の作った世界での行動によって出てきた思いであると考えることもできるんですけどね……。
次回こそ現実と虚構世界の関係の続きをやりますよ。
タイトルは『隠されたゲームの秘密』の予定です。
next→リトルバスターズ!EX考察 隠されたゲームの秘密
コメント
No title
No title
なるほど、私の敵は麻枝さんですか(笑)
私の考えでは、無印とエクスタシーを比べた時、エクスタシーに追加された内容がリフレインと反発してしまうんですよね。
ですから、無印の時はひたすら真実を隠し、エクスタシーで実はこうでしたという答えを導き出すためのヒントがあるのではないかと思うのです。
そういう観点から、無印でのインタビューでは嘘が出てしまったのではないかと。
とりあえず、そう解釈してくれと。
私自身一番疑問になるのは、なぜ1回目の修学旅行を虚構世界にする必要があったのかということです。
恭介の願いからすれば、2人が強くなって生き延びてくれればそれでいいわけです。
あそこで『いい』を選んだら、それこそ恭介の思い通りに終わるわけです。
なら、そこは現実でいいのではないか。
それがこの考察に至った理由のひとつですね。
ひとつ訊きたいことは、恭介が一度も事故現場を見ないでその虚構世界を作り出せたのでしょうか?
虚構世界を作ったとされる一瞬からすれば、理樹と鈴がバスの転落で九死に一生を得たとしても、バスの爆発で死んでしまうかもしれないのですよ。
それを見てもいないで虚構世界での動きが現実どおりになるという補償はどこにもないじゃないですか。
ですから、現実を見ない限りはこの事実を知ることはできないのではないかと思います。
私の考えでは、無印とエクスタシーを比べた時、エクスタシーに追加された内容がリフレインと反発してしまうんですよね。
ですから、無印の時はひたすら真実を隠し、エクスタシーで実はこうでしたという答えを導き出すためのヒントがあるのではないかと思うのです。
そういう観点から、無印でのインタビューでは嘘が出てしまったのではないかと。
とりあえず、そう解釈してくれと。
私自身一番疑問になるのは、なぜ1回目の修学旅行を虚構世界にする必要があったのかということです。
恭介の願いからすれば、2人が強くなって生き延びてくれればそれでいいわけです。
あそこで『いい』を選んだら、それこそ恭介の思い通りに終わるわけです。
なら、そこは現実でいいのではないか。
それがこの考察に至った理由のひとつですね。
ひとつ訊きたいことは、恭介が一度も事故現場を見ないでその虚構世界を作り出せたのでしょうか?
虚構世界を作ったとされる一瞬からすれば、理樹と鈴がバスの転落で九死に一生を得たとしても、バスの爆発で死んでしまうかもしれないのですよ。
それを見てもいないで虚構世界での動きが現実どおりになるという補償はどこにもないじゃないですか。
ですから、現実を見ない限りはこの事実を知ることはできないのではないかと思います。
返信
コメントを投稿させていただいたものです
>私自身一番疑問になるのは、なぜ1回目の修学旅行を虚構世界にする必要があったのかということです。
これは、理樹たちが間違っても自分たちを助けに来ないようにしようとする保険みたいなものだと思います。
一回目の事故から助かった時点で「いい」を選んだのなら、2回目の事故(現実)でも同じ行動をとるはずなので、そう仕向けるためのものだと思います。
実際、1回目で助けに行こうとすれば眠ってしまい、助けにきたら助からないという脅しめいた言葉をかけられます。
>恭介の願いからすれば、2人が強くなって生き延びてくれればそれでいいわけです。
あそこで『いい』を選んだら、それこそ恭介の思い通りに終わるわけです。
一回目は理樹達が思い通りに動いてくれるかどうかの確認の意味で虚構世界で予行練習、思い通りに動いてくれたら本番でもそのとおりに動けばOK
>ひとつ訊きたいことは、恭介が一度も事故現場を見ないでその虚構世界を作り出せたのでしょうか?
虚構世界を作ったとされる一瞬からすれば、理樹と鈴がバスの転落で九死に一生を得たとしても、バスの爆発で死んでしまうかもしれないのですよ。
事故現場の再現についてですが、虚構内で恭介たちは現実の事故の状況についてある程度把握していると思われます。
少なくとも、自分たちは怪我でまともに動ける状態ではないということと、理樹と鈴は動けなくなるような大きな怪我は負っていないということに関して恭介たちは把握しています。
さらには、恭介はバスの外にいるので、ガソリンのにおいや火の気があることも気づき、爆発が起こる可能性が高いということを察していてもおかしくはありません。ガソリンがもれていることに気づいていたからこそ、ガソリンの漏れを防ぎににいっているのでしょうし。
>虚構世界を作ったとされる一瞬からすれば、理樹と鈴がバスの転落で九死に一生を得たとしても、バスの爆発で死んでしまうかもしれないのですよ。
前のコメントでも書きましたが、だからこそ、それを防ぐためにも恭介はガソリンの漏れを防ぎに行って時間稼ぎをしようとしてますし、限られた時間内で最も生き残る可能性が高まるように迷わずに逃げるように仕向けているのだと思います。
>それを見てもいないで虚構世界での動きが現実どおりになるという補償はどこにもないじゃないですか
爆発までの時間などはそうですが、理樹や鈴に関しては大きな怪我をしていなければ、バスから抜け出した後の行動は二人の意思しだいなので、虚構と現実でほぼ同じになると考えられます。
>私自身一番疑問になるのは、なぜ1回目の修学旅行を虚構世界にする必要があったのかということです。
これは、理樹たちが間違っても自分たちを助けに来ないようにしようとする保険みたいなものだと思います。
一回目の事故から助かった時点で「いい」を選んだのなら、2回目の事故(現実)でも同じ行動をとるはずなので、そう仕向けるためのものだと思います。
実際、1回目で助けに行こうとすれば眠ってしまい、助けにきたら助からないという脅しめいた言葉をかけられます。
>恭介の願いからすれば、2人が強くなって生き延びてくれればそれでいいわけです。
あそこで『いい』を選んだら、それこそ恭介の思い通りに終わるわけです。
一回目は理樹達が思い通りに動いてくれるかどうかの確認の意味で虚構世界で予行練習、思い通りに動いてくれたら本番でもそのとおりに動けばOK
>ひとつ訊きたいことは、恭介が一度も事故現場を見ないでその虚構世界を作り出せたのでしょうか?
虚構世界を作ったとされる一瞬からすれば、理樹と鈴がバスの転落で九死に一生を得たとしても、バスの爆発で死んでしまうかもしれないのですよ。
事故現場の再現についてですが、虚構内で恭介たちは現実の事故の状況についてある程度把握していると思われます。
少なくとも、自分たちは怪我でまともに動ける状態ではないということと、理樹と鈴は動けなくなるような大きな怪我は負っていないということに関して恭介たちは把握しています。
さらには、恭介はバスの外にいるので、ガソリンのにおいや火の気があることも気づき、爆発が起こる可能性が高いということを察していてもおかしくはありません。ガソリンがもれていることに気づいていたからこそ、ガソリンの漏れを防ぎににいっているのでしょうし。
>虚構世界を作ったとされる一瞬からすれば、理樹と鈴がバスの転落で九死に一生を得たとしても、バスの爆発で死んでしまうかもしれないのですよ。
前のコメントでも書きましたが、だからこそ、それを防ぐためにも恭介はガソリンの漏れを防ぎに行って時間稼ぎをしようとしてますし、限られた時間内で最も生き残る可能性が高まるように迷わずに逃げるように仕向けているのだと思います。
>それを見てもいないで虚構世界での動きが現実どおりになるという補償はどこにもないじゃないですか
爆発までの時間などはそうですが、理樹や鈴に関しては大きな怪我をしていなければ、バスから抜け出した後の行動は二人の意思しだいなので、虚構と現実でほぼ同じになると考えられます。
返信に対する返信
返信ありがとうございます。
少し論がずれている気がします。
まず、最初の方の虚構世界を作ると言う時点で理樹と鈴が生き延びるという事実を知らないといけないのです。
それは唯湖の「君は死なない」からも言えるはずです。
そこで理樹と鈴を強くするためにみんなで世界を作ったのですから。
そして、その時点では恭介は虚構世界から抜け出すことはできなかったはずです。
臨死の一瞬で世界を作ったのだから、ガソリンの漏れを防ぎに行くということはその時点では想定外です。
そのガソリンの漏れを防ぎに行けることになったのは奇跡ですから。
つまり、ガソリンの漏れを防がなくても生き延びることができたということです。
ただ、その場合は重症になってしまう。
だから、防ぎに行ったのではないかと。
いいを選べば
…よし、じゃ、幸せにしてやってくれよな
…もちろん、おまえもだ
…じゃあな…
と言うわけですよ。
この後本番とか言わないでさよならをしているわけですよ。
それはおかしいんじゃないかといっているわけです。
少し論がずれている気がします。
まず、最初の方の虚構世界を作ると言う時点で理樹と鈴が生き延びるという事実を知らないといけないのです。
それは唯湖の「君は死なない」からも言えるはずです。
そこで理樹と鈴を強くするためにみんなで世界を作ったのですから。
そして、その時点では恭介は虚構世界から抜け出すことはできなかったはずです。
臨死の一瞬で世界を作ったのだから、ガソリンの漏れを防ぎに行くということはその時点では想定外です。
そのガソリンの漏れを防ぎに行けることになったのは奇跡ですから。
つまり、ガソリンの漏れを防がなくても生き延びることができたということです。
ただ、その場合は重症になってしまう。
だから、防ぎに行ったのではないかと。
いいを選べば
…よし、じゃ、幸せにしてやってくれよな
…もちろん、おまえもだ
…じゃあな…
と言うわけですよ。
この後本番とか言わないでさよならをしているわけですよ。
それはおかしいんじゃないかといっているわけです。
返信その2
>臨死の一瞬で世界を作ったのだから、ガソリンの漏れを防ぎに行くということはその時点では想定外です。
>つまり、ガソリンの漏れを防がなくても生き延びることができたということです。
refrainを一部やり直してみたところ、ガソリン漏れをとめにいっていたのは自分たちの死を少しでも遅らせるための悪あがきだったようです。なので、ガソリン漏れを防がなくとも二人が生き延びることができたという点に関してはこちらが間違っていたようです。
おそらく、このまま続けても、話が平行線で終わりそうなので、最後に自分とあなたの考えの相違点について書いてみようと思います。考察に一助になれば幸いです。
>まず、最初の方の虚構世界を作ると言う時点で理樹と鈴が生き延びるという事実を知らないといけないのです。
これに関しては自分は生き延びるという"事実"ではなく生き延びることのできる”可能性(ほぼ100%)”であると考えています。
根拠としては、虚構が作られたタイミングが、バス事故後理樹たちが目覚める前だということです。(refrainの恭介エピソードで書かれていました)
そちらの考えでは、このタイミングから恭介がどうにかして二人が助かるところまでを見届けたから二人が助かるのを知っているといった感じでしょうか?(違ったらすいません)
>
恭介の願いからすれば、2人が強くなって生き延びてくれればそれでいいわけです。
あそこで『いい』を選んだら、それこそ恭介の思い通りに終わるわけです。
なら、そこは現実でいいのではないか。
それがこの考察に至った理由のひとつですね。
最大の相違は一回目の事故現場のあとであなたが”いい”を選んだ場合を中心に考察しているのと、自分が”よくない”を選んだ場合を中心に考察している部分かなと思います。
これまでこちらの反論に対応していただきありがとうございました
>つまり、ガソリンの漏れを防がなくても生き延びることができたということです。
refrainを一部やり直してみたところ、ガソリン漏れをとめにいっていたのは自分たちの死を少しでも遅らせるための悪あがきだったようです。なので、ガソリン漏れを防がなくとも二人が生き延びることができたという点に関してはこちらが間違っていたようです。
おそらく、このまま続けても、話が平行線で終わりそうなので、最後に自分とあなたの考えの相違点について書いてみようと思います。考察に一助になれば幸いです。
>まず、最初の方の虚構世界を作ると言う時点で理樹と鈴が生き延びるという事実を知らないといけないのです。
これに関しては自分は生き延びるという"事実"ではなく生き延びることのできる”可能性(ほぼ100%)”であると考えています。
根拠としては、虚構が作られたタイミングが、バス事故後理樹たちが目覚める前だということです。(refrainの恭介エピソードで書かれていました)
そちらの考えでは、このタイミングから恭介がどうにかして二人が助かるところまでを見届けたから二人が助かるのを知っているといった感じでしょうか?(違ったらすいません)
>
恭介の願いからすれば、2人が強くなって生き延びてくれればそれでいいわけです。
あそこで『いい』を選んだら、それこそ恭介の思い通りに終わるわけです。
なら、そこは現実でいいのではないか。
それがこの考察に至った理由のひとつですね。
最大の相違は一回目の事故現場のあとであなたが”いい”を選んだ場合を中心に考察しているのと、自分が”よくない”を選んだ場合を中心に考察している部分かなと思います。
これまでこちらの反論に対応していただきありがとうございました
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
少し長くなりますが、恭介は一度初期のころに理樹と鈴を事故現場の虚構を作り出してそのでどういった行動をとるかを見たのではないでしょうか?そうすれば、理樹のナルコレプシーは心の弱さが原因なので、現実とほぼ同じように起こるはずですし、鈴もまともな判断ができるとも思えないので、事故の最中で立ち尽くしてしまうなどといった様子を見たのだと思います。
なので恭介は一番助かる可能性が高い方法を取れるようにするため、迷わず逃げるように仕向けていますし、自分でも、ガソリンの漏れを防ぎ、少しでも爆発までの時間を延ばそうとしていたことにも説明がつきます。